今日は朝から熊本県熊本市の老建施設に慰問演奏に出かけました。
以前から、折にふれて病院やホスピスなどでの演奏をさせて頂いておりましたが、
今は月に1回老建施設に歌の先生と一緒に演奏にでかけています。
始めたころは、みなさんそっと聴いてくださる感じだったのですが、
毎月訪ねるごとに段々と顔に表情がでてきて、聴きながら手を動かして下さったり、
口ずさんで下さったり、、、
最近ではお好きだった曲のリクエストがあったりと変化がでてきました。
JUNKO先生は人生を生きて何十年かですが(笑)
苦しい時、人生の岐路に立たされもうどうしようか、、、と
打ちひしがれている時、いつもいろんな人に助けられて来ました。
その度にに人の温かさにふれ、いつかは恩返しがしたいと思っていましたが、
その事を伝えると、恩返しをするのではなく、今後同じように困っている人が
目の前に現れたらその人を助けてあげなさい。と言われたのです。
なんという懐の広さなのでしょう。。。
その時からいろいろと考えてまいりましたが、
演奏に行くことで何か役に立てるのなら、、、という思いで始めましたが、
なんの、なんの、音楽を聴いて下さって笑顔になる方を見ていると
こちらが、嬉しくなって元気を頂くのです。
私に何ができるかわかりませんが、ピアノを通して何かお役にたてる事が
出来るといいな、、、と思いつつこれからも歩んでまいります。